中川電化グループのインサート成形技術は、射出成形技術とプレス加工技術と共に進歩してきました。

1970年代初頭、多種多様な精密部品を大量に効率よく生産することが強くもとめられていました。

それに伴い、小型油圧式縦型成形機、オリジナル構造の専用金型を考案しました。

その過程で得られて技術とノウハウは、今にいたるまで引き継がれています。

中川電化グループの最大の強みのひとつは、金型の設計から成形、組み立て、品質検査まで一連のながれを50年以上にわたり一貫した体制でおこなってきたことです。

製品の制約された空間に適応する部品設計や部品配置のノウハウなど、最新の生産に生かされている多くのノウハウも蓄積してきました。

家電の普及が急速進んだ高度経済成長期から、家電用タイムスイッチの接点部品、天府アッセンブリ、歯車アッセンブリの製造を一貫しておこなってきました。

生産過程では徹底的に効率を追求し、インサート成形の技術とノウハウを蓄積してきました。

現在では、家電アクチュエーター用部品から車載用電装部品まで、多種多様な部品、アッセンブリの生産をおこなっています。

家電アクチュエーター用部品：接点アッセンブリ、天府アッセンブリ、モーター用ローターアッセンブリなど

車載用電装部品：モーターのターミナル・ユニット構成部品、スライドドア用ハーネス・ユニットの構成部品など。